「よもやま日記」//身の回り出来事や心に浮かんだ独り言、お気に入りのもの、日常の風景を切り取った写真などなど、思いつくままに書いてます。

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2014/10/13 (Mon) 播磨の雄、三木城

秀吉の軍師、竹中半兵衛、黒田官兵衛が揃って参加した戦いの舞台、三木城址公園へ行ってきた。
大河ドラマにどっぷりハマったのは、自分が住む地元播磨を舞台にして歴史が動いていたことにワクワクとした面白さを感じたことがきっかけだった。
天下統一を目論む織田信長が、西の毛利攻略のために羽柴秀吉を差し向けた。
毛利を落とすためには、まず播磨を平定しなければならない。
その播磨平定の一番の正念場となったのが、三木合戦。いわゆる「三木の干殺し」だ。


IMG_0787 12
鄙びた雰囲気の三木上の丸駅


JR加古川駅で加古川線に乗り換え、粟生駅まで。さらに神戸電鉄に乗り継いだ。
しかし、電車で行こうとしたのが間違えだった。3分間の接続で乗り継ぎの失敗し、途中1時間もロスしてしまった。
単線ワンマンの超ローカル線。1時間に1本しか電車がないとは…(笑)。
でも、途中では田園風景を楽しむことができた。ここを官兵衛たちが駆けまわったのだろうか。
そんな想像をするとコトコト電車に揺られる道中は心楽しい。
そして、ようやく最寄駅の「三木上の丸駅」へ到着。

駅から少し歩くと、ナメラ商店街がある。かつて秀吉がこの辺りに武家屋敷を築いたらしい。
休みだというに人通りが少なく、ほとんどシャッター商店街になっていた。
地方創生もなかなか大変やなあ、石破大臣も課題山積だわ…などと思いながら通り過ぎると2,3分ほどで三木城祉公園に到着した。

時折人とすれ違うものの、静かな印象。
ところが、本丸跡に到着するやにぎやかな話声がする。それはガイドさんが一生懸命解説をしている声だった。
このガイドさんの歴史の知識には驚いた。三木合戦にとどまらず、歴代室町幕府の執権の名前や、天皇の名前、歴史的な出来事が起こった年号などがまるでコンピュータのように詰まっている。
立て板に水のような解説に、こっちはついていけないほどだった(笑)。


IMG_0811 12
三木合戦 配陣図


かつて赤松氏が三木を中心に、播磨から摂津まで勢力圏におさめていたらしい。
そして、三木合戦の頃には、勢力が弱まったものの、別所氏が三木城に居城していた。
強固な城を攻めるのは難しいことから、竹中半兵衛、黒田官兵衛が進言したのは、兵糧を断つということだった。

1年8か月に渡って持ちこたえたが、秀吉軍は三木城を取り囲むように付城を築き、周辺の城を落としていく。
その途中で、荒木村重が持ち場を離れ、摂津の有岡城へ戻って籠城し、説得に向かった官兵衛が1年間幽閉されるという事件が起こる。また、名高い軍師であった竹中半兵衛が戦の途中で、この三木の地で息を引き取るのである。

やがて三木城は兵糧が尽き、多くの家臣が飢えで死んでいった。
助け出された官兵衛が前線に戻た頃に、城主、別所長冶と一族は家臣と領民の命と引き換えに自刃して果て、ここに播磨は平定される。

IMG_0815 12
三木城址から見た城下


天守閣跡に立ち、城下を見下ろすと緩やかに美嚢川(みのうがわ)が流れている。
美嚢川は加古川の支流で、三木城を守る自然の要塞となっていた。
ガイドさんの話によると兵糧攻めの際には、本願寺信徒が竹に米を詰めてこの川に流し、兵糧を届けていたらしい。

三木城を落とした秀吉は播磨平定を果たし、中国へ進出していく。
その途中、高松城攻めの最中に、本能寺の変が起こり、中国大返し、山崎の合戦へと事態は急転直下、秀吉の天下取りへと進んでいく。
思えば三木合戦は歴史の大きなターニングポイントとなった。

かつて凄惨な城攻めが行われたとは思えない、静かな佇まいだった。

実は竹中半兵衛のお墓にも行きたかったのだが、かなり遠いと聞いて断念。
ガイドさんが親切にも車に載せてくれると言ってくれたが、流石にそこまで甘えるわけにもいかず丁重に辞退して三木城を後にした。
かつて播磨で一番大きな合戦が行われたこの地は、今は静かに秋の実りの時を迎えようとしていた。



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Author:つき
普段は虎を肴に大好きなお酒を楽しむオヤジ系。かつては米(米米CLUB)を追いかけ、今でもコンサートには顔を出す。さらに歌舞伎や時代劇を愛し、手ぬぐいをコレクションし、和菓子屋やスイーツにも目がない。茶道をちょっとだけかじり、日本文化のキーワードには反応してしまう。身体を動かすことは得意でないけど、タイガースと職場の陸上チームを応援してます。

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