「よもやま日記」//身の回り出来事や心に浮かんだ独り言、お気に入りのもの、日常の風景を切り取った写真などなど、思いつくままに書いてます。

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2014/09/28 (Sun) 備中高松城

念願の備中高松城へ行ってきた。
岡山駅から吉備線に乗り換えて5駅ほどで「備中高松」へ到着。そこから高松城址公園までは徒歩10分ほど。
綺麗な秋日和で刈り取りを待つ稲穂が美しい。
途中幟が立っていて一本道なので分かりやすかった。

高松城は建物はなく遺構があるのみ。
整備されて本丸、二の丸、三の丸跡が残されている。

公園内の大きな池には蓮がびっしり植えられていた。看板によると昭和57年に岡山市が歴史公園造成計画により沼の復元をしたのだという。
古来、本丸と二の丸の間に沼があったそうで、水を張ると地中にあった種が自然に発芽したのだという。
400年の時を経てよみがえった蓮は、歴史ロマンとして城主清水宗治公の遺徳を偲ばせている。


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宗治蓮


清水宗治の居城、高松城は秀吉軍の毛利攻めに際して東の砦にあたる。
毛利への義理のために調略に一切応じず、城に立てこもり、最後は家臣を守るために切腹した。


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清水宗治の辞世の石碑(高松城址内にある首塚脇に設置)

「浮世をば今こそ渡れ武士(もののふ)の名を高松の苔に残して」

本丸には清水宗治の首塚が残っており、辞世を刻んだ石碑があり、思わす手を合わせた。


高松城址公園のすぐ横には、清水宗治自刃の跡地があり、立派な塔が立っている。
清水宗治は水責めにより水没したところに舟を浮かべ、舞を舞った後に自刃したと伝えられている。
その最後を見届けた秀吉は「日の本一の武将」と湛えたと言われている。

そこから10メートルくらい南側には、家臣が宗治の後を追って刺し違えたという場所も大切に守られていた。

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清水宗治自刃の址


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こうやぶ遺跡


公園内外のあちこちに配陣図や、秀吉の本陣から眺めた高松城の絵図があり、当時を想像することができる。
さらに、蜂須賀小六や黒田官兵衛の陣が連なっている。
また、毛利軍の吉川や小早川などが陣を構えて緊迫した雰囲気が伝わってくる。
秀吉が陣を構えたという石井山に近づこうと歩いていくと、偶然に太閤岩への登り口があっていってみることにした。


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石井山から見た高松城(想像図)


草木が生い茂る山道を分け入って行くと、少し広がった場所がありその奥に一層細い道が続いている。
狭いし暗いし人気もない。
ということで、ここで先へ進むことを断念。
せっかく黒田官兵衛で盛り上がっているというのに、もうちょっと整備してくれたらいいのになあ。


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太閤岩入口


更に歩いて行くと、水攻めの際に川の水をせき止めるために作られた堤の跡(蛙が鼻築堤跡)があった。
平成10年の発掘調査で、杭や石、米俵の跡などが出土したそうだ。
戦国時代の武将たちの戦いを今に伝える貴重な史跡だ。

あちこち歩き回ってたっぷり3時間くらい。秋の備前備中の田園風景を楽しみながらいい一日だった。

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高松城の戦い 配陣図と水没地域


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Author:つき
普段は虎を肴に大好きなお酒を楽しむオヤジ系。かつては米(米米CLUB)を追いかけ、今でもコンサートには顔を出す。さらに歌舞伎や時代劇を愛し、手ぬぐいをコレクションし、和菓子屋やスイーツにも目がない。茶道をちょっとだけかじり、日本文化のキーワードには反応してしまう。身体を動かすことは得意でないけど、タイガースと職場の陸上チームを応援してます。

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