「よもやま日記」//身の回り出来事や心に浮かんだ独り言、お気に入りのもの、日常の風景を切り取った写真などなど、思いつくままに書いてます。

--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2014/04/29 (Tue) 昭和の日

新入社員研修でバタバタしているうちに、あっという間にゴールデンウィークに突入した。
生憎のお天気となったが、春の雨がPM2.5で濁った空を静かに洗い流してくれている。
今日は「昭和の日」。昭和天皇がお生まれになった日だ。

かつてこの日は、昭和天皇が植物学者であり植物を愛しておられたことから「みどりの日」と呼ばれていた。これは共産党などの反対があったためだとされているが、当時はそんなことは分からず、緑を愛する昭和天皇にふさわしいなと、思っていた。
昭和天皇と言えば、みどりと相撲を愛される穏やかなお姿が印象深い。
しかし、筆舌に尽くしがたい苦難を背負われた天皇だった。

DSCN3187s.jpg
3年前に明治神宮で撮影した新緑


昭和天皇は即位早々、28歳の時に2.26事件が起こった。
内閣の主要メンバーが暗殺されるという事態に、若い昭和天皇は自ら軍を率いて鎮圧しようとされたという。
これは皇室の歴史上極めて異例のことであった。
国内にあっては陸軍と海軍の対立や軍内の派閥争いがあり、国外にあっては列強の日本封じ込めという厳しい情勢の中で苦難の連続だっただろう。昭和天皇は避戦の思いが強かったが、内閣の決議を尊重する立場を堅持された。

敗色が濃厚となり、米国による空襲の危険にさらされる中、側近が帝都を離れるよう要請する中で、昭和天皇は断固として離れようとしなかったという。
ポツダム宣言が突きつけられ、承諾すべきか徹底抗戦かを審議する御前会議において、賛成反対が同数となる中、時の総理大臣はあまりのことの大きさに異例のことながら、天皇陛下へご聖断を仰ぎ、陛下はポツダム宣言受託をご決定されたという。

敗戦後1か月たった9月に、昭和天皇は連合国最高司令官 マッカーサーを訪ねられた。
当初からの予定どおり、マッカーサーは昭和天皇を出迎えなかった。出迎えたのはわずか2名の副官だったという。
通訳と2人きりになり、そこで話されたことを昭和天皇は一切お話にはならなかったが、マッカーサーの回顧録によると、「私は、国民が戦争遂行するにあたって、政治、軍事両面で行ったすべての決定と行動に対する全責任を負うものとして、私自身を、あなたの代表する諸国の採決に委ねるため、お訪ねした。」と話された。また、「自分の命はどうなっても構わないから、国民を飢えさせないようにしてほしい」と要請されたとも伝えられている。
自分の命を引き換えに日本を守ろうとされた昭和天皇のお姿に、マッカーサーは、かつて敗戦国の元首でこのよう言葉を述べた人はいない。と大変感動し、お帰りの際は予定を変更して自ら昭和天皇を見送った。
本国やソ連では天皇を処刑せよという意向が強かったが、マッカーサーはそれを退けたという。そして、昭和天皇のお言葉により本国からの支援物資を増やすように指示した。

昭和天皇の覚悟の深さと国を思うお心の大きさに、深い感動と感謝の思いがこみ上げてくる。
今の日本人は、何不自由のない暮らしをしているけれど、つい60年ほど前に直面した、建国以来最大の危機に際して、昭和天皇は命を懸けて国民を守ろうとされたのだ。

今日は昼から雷がなり、風雨が強まった。
あちらの国から昭和天皇は日本の行く末をどのようにご覧になっているのだろう。

スポンサーサイト

1日記 | trackback(0) | comment(0) |


<<絵画のある職場 | TOP | 昭和な街角 千日前界隈>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://yomoyamanikki.blog120.fc2.com/tb.php/736-1a6c900a

| TOP |

ブログ内検索

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カテゴリー

最近の記事

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィール

つき

Author:つき
普段は虎を肴に大好きなお酒を楽しむオヤジ系。かつては米(米米CLUB)を追いかけ、今でもコンサートには顔を出す。さらに歌舞伎や時代劇を愛し、手ぬぐいをコレクションし、和菓子屋やスイーツにも目がない。茶道をちょっとだけかじり、日本文化のキーワードには反応してしまう。身体を動かすことは得意でないけど、タイガースと職場の陸上チームを応援してます。

FC2カウンター

お断り

ブログ内容にそぐわないコメント、トラックバックについて管理者独自の判断で削除させていただく場合がございます。またその場合予告や説明等は行いませんのでご了承下さい。

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。