「よもやま日記」//身の回り出来事や心に浮かんだ独り言、お気に入りのもの、日常の風景を切り取った写真などなど、思いつくままに書いてます。

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2014/03/23 (Sun) 黒田官兵衛展

兵庫県立歴史博物館に黒田官兵衛展を見に行ってきた。

新快速で、黒田官兵衛が産まれた地、姫路へ。
途中通り過ぎる駅は、「姫路別所」や「御着」など、「昔の地名がそのまま残っているんやなあ。」と、改めて興味深い。
今まで、何とも思わず通り過ぎていた駅名が、特別な響きを持ってくるから不思議だ。


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▲姫路 大手前通り


大河ドラマでは、官兵衛の苦労が描かれている。「毛利か織田か」で揺れる播磨。
諸侯をまとめ上げ、織田方に付く決めたのに、その後の織田軍のへの敗北で動揺が走っていた。
その空気を吹き払うため、官兵衛は秀吉軍の到来を待ちわびた。
長浜から姫路は近いようでいて遠かった。その距離は短いようで長い。官兵衛の焦りが、分かるような気がする……。

姫路に着いた。姫路駅を降りて北へ上がっていくと、街には黒田官兵衛の幟が立ち、歓迎ムード満点だった。
兵庫県立歴史博物館は姫路城のすぐ北側にある。改装中のお城の東側を迂回して北側へ回った。
御堀の景色が美しい。姫路城の横手、裏手を歩いたのは初めてだった。


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▲姫路城東側のお堀赤レンガが印象的な私立美術館を抜けて、やや地味な作りの県立歴史博物館へ到着。
中へ入ると巨大な姫路城のレプリカがあって、その横の階段を2階へ上がると「黒田官兵衛展」の会場へ着いた。


この展示では、播磨時代から、三木城攻め、秀吉の軍師となって活躍する本能寺の変、備前中国攻めからの大返し、天下統一と秀吉の怒りを買い出家する官兵衛の一生を辿るように数々の品物を観ることができる。

信長や秀吉直筆の出陣を命じる書状や、合戦の陣立てを描いた絵画、官兵衛の鎧、領地での盗みや狼藉を禁じる書付など、当時の様子を知ることのできる様々な資料があって興味深い。よくぞ残っていたものだと感心する品々ばかりだ。

中でも私が一番見たかったのは、官兵衛が岐阜へ赴き、初めて信長に謁見した際に拝領した、圧切り長谷部(へしきりはせべ)。かつて信長に無礼を働いた茶坊主を隠れていた机ごと斬ったという謂れのある名刀だ。
刃の部分に波打つ模様があり、美しいような冷たいような不思議な魅力があった。

展示品の中には、官兵衛直筆の手紙や遺言状もあった。
息子長政への手紙では、「自分の子が当主の力量がなければ跡継ぎにしてはならない」とか「家を守っていくためには、家臣が心を一つにすることが大事だ」といった、官兵衛の哲学が垣間見えた。

それにしても、実物が残っているというのはすごいことだと思う。タイムスリップというわけではないれど、当時をうかがうことができる数々の資料に触れることが出来て楽しい一日だった。

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Author:つき
普段は虎を肴に大好きなお酒を楽しむオヤジ系。かつては米(米米CLUB)を追いかけ、今でもコンサートには顔を出す。さらに歌舞伎や時代劇を愛し、手ぬぐいをコレクションし、和菓子屋やスイーツにも目がない。茶道をちょっとだけかじり、日本文化のキーワードには反応してしまう。身体を動かすことは得意でないけど、タイガースと職場の陸上チームを応援してます。

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