「よもやま日記」

身の回り出来事や心に浮かんだ独り言、お気に入りのもの、日常の風景を切り取った写真などなど、思いつくままに書いてます。

ソチオリンピックの選手たち その壱

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男子ジャンプの葛西紀明選手を初めとする清水礼留飛、竹内択、伊東大貴の4選手たちの姿を見ていると、こちらも幸せを分けてもらえたような思いになった。

団体の前に、最年長の葛西選手は見事に個人ラージヒルで銀メダルを獲得。41歳にして初の個人でのメダルとなった。
海外の選手達からも「レジェンド」と呼ばれる葛西選手は、度重なる試練と戦いながら、家族への思いを糧にして努力を続け、ようやく手に入れた勲章だった。
その時に既に自分のジャンプを終えていた3選手が駆け寄って祝福する姿には胸が熱くなった。

葛西選手が長年頑張っていることは何となく知っていたが、海外で「レジェンド」とか「カミカゼジャンパー」と呼ばれて敬愛されていることは、ソチオリンピックイヤーに入ってから初めて知った。
彼は、長野五輪で悔しい思いをして以来、母親が亡くなったり、妹さんが病気と闘っていたり、所属企業の廃部などの試練を乗り越えてきたが、彼の佇まい、話しぶりから不屈の闘志といったものは漂って来ず、むしろ穏やかな人柄で淡々と努力するタイプのように見える。彼が人々から愛されるのはその人柄も大きいのではないだろうか。

素人目には、距離といい美しい飛形といい、葛西選手が金メダルでないかとも思ったけれど、ちょっぴりの悔しさを見せつつも結果を受け入れて、静かに喜びを語っていた葛西選手の姿には、人としての深みを感じさせた。

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そして迎えた団体戦。葛西選手は自分の銀メダルを我がことにように喜ぶ後輩たちの顔を見ながら、みんなでメダルを取りたいと思ったという。3選手はそれぞれに病気や怪我などの苦難を乗り越えてきていた。
強豪チームがひしめく中で、日本はそれぞれの選手が力を力を出し切り、最後に富む葛西選手が3選手がつなげたリレーを見事に締めくくる134メートルのジャンプで銅メダルを獲得した。個人戦では冷静にインタビューに答えていた葛西選手が団体戦ではインタビューの度に熱い涙を見せたのがとても印象的だった。試練を乗り越えてきた後輩と喜びを共にできたことを何より喜んでいた。

素晴らしいチームワークや選手同士の絆を見せてくれた4選手だが、チームワークを高めるために特別なことはしていないという。練習や試合で一緒に過ごす中で自然と生まれたもので、互いに切磋琢磨して成長していこうという思いがあって、言葉にしなくてもお互いに通じ合っているのだとか。和の力で個の力を高めてそれを見事に結束させた、偉大な日の丸飛行隊だと思う。

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