「よもやま日記」//身の回り出来事や心に浮かんだ独り言、お気に入りのもの、日常の風景を切り取った写真などなど、思いつくままに書いてます。

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2002/12/02 (Mon) 紺のちから

先日お弁当仲間の辰子嬢と色の好みについての話題になった。
服のコーディネイトにはその人なりの好みやこだわりがあると思う。
辰子嬢は黒が好みで、気が付いたら黒い服ばかり買ってしまうらしい(笑)。
また事実よく似合っている。これで黙っていたらもう本当に素敵なお嬢さまなんだけど(笑)。
黒はコーディネイトの基本色だし、石井さんのライブでも度々コンセプトカラーになるので私も黒は持ってはいるけど、本当言うと茶色が一番安心できる色だったりする。
だから、気づくと茶色ばかり買っているし毎日の服はこげ茶からベージュまで、茶色のグラデーションが多い。

茶色はまだ赤やピンクが大好きなはずの子供の頃から大好きな色で、私があまりに渋好みなので大人たちを呆れさせていた。
それに引き換え、あまり好きではない色は<紺>だった。
紺は学校の制服の色だった。堅苦しいく、かしこまっていて、優等生っぽい、面白みのない色──。
それが<紺>に対する子供の頃からのイメージだった。
大人になるにつれその優秀さも分かってきて、少しずつ取り入れるようになってはいたが、それでもやっぱり心のどこかに小さい頃からのイメージがこびりついている。

ところが最近、茶色中心のコーディネイトはヘタをすると野暮ったくなりやすいことを実感し始めてきた。
それは年齢のせいかも知れない。若い頃の茶色と年を重ねた茶色は明らかに違う。
10代から20代前半の若い頃にはそれが若さや甘さを適度に引き締めて、大人びた、シックなニュアンスを与えてくれたはずの茶色が、年を重ねるうち単なる無難な配色に陥りかけてくる。

そこに救世主のように現われたのが、幼い頃どうしても好きになれなかった<紺>だ。
<紺>は深い海の色。地球とも生物とも関わりの深い色。
スカーフや小物に紺を取り入れると不思議なことに茶色にアクセントを与えつつ、活気のある印象をかもし出してくれる。しかもどこか上品な印象もある。
(白地に紺が入ったスカーフやハンカチなど、白が加わるとさらに無敵^^)
"赤み"が勝っている茶と"青み"の紺というこの対称が、互いを上手く引き立てているような気がする。また大地と海の関係でもあるかも知れない。

色の好みは少しずつ変ってくる。使い方も変ってくる。
今になってやっと紺の威力に気が付いてきた。
時間のない朝などは手元にあるものを羽織って家を飛び出すことが多いけれど、たまには色合わせ、色遊びをしてみるのも楽しいものだと思う。

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つき

Author:つき
普段は虎を肴に大好きなお酒を楽しむオヤジ系。かつては米(米米CLUB)を追いかけ、今でもコンサートには顔を出す。さらに歌舞伎や時代劇を愛し、手ぬぐいをコレクションし、和菓子屋やスイーツにも目がない。茶道をちょっとだけかじり、日本文化のキーワードには反応してしまう。身体を動かすことは得意でないけど、タイガースと職場の陸上チームを応援してます。

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