「よもやま日記」//身の回り出来事や心に浮かんだ独り言、お気に入りのもの、日常の風景を切り取った写真などなど、思いつくままに書いてます。

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2010/09/27 (Mon) 直島

お茶先生Nちゃんはじめ茶道クラブの仲間で直島へ行ってきた。
現地では横浜出身で関東でお茶の先生をしているMっつんという人と落ち合って5人でワイワイと楽しい日帰り旅行になった。

しかし朝からヘマをやらかして冷や汗いっぱいのスタートだった。
まず、寝坊して15分で支度しタクシーで集合場所に向かったところ、財布を忘れてしまい支払いができない。
Nちゃんにお願いして立て替えてもらってようやくみんなと落ち合った。

電車で集合場所にやってきた新人お茶先生Mちゃんと、虎トモでもあるTさんの4人でNちゃんの車に乗り込み宇部港へ向けてスタート。
秋のすばらしいお天気で本当に気持ちがいい。ほどなく宇部港に到着するとそこで腹ごなしにおうどんを食べることに。香川が近いということで腰がある美味しいうどんだった。

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▲宇部港で食べたわかめうどん

直島へはフェリーで20分ほど。
ちょうど瀬戸内国際芸術祭2010が行われいる。
到着してフェリーターミナルに佇むMっつんを発見して拉致るように車へ(笑)。
初めましてと挨拶したものの、初めての気がしない。
茶人というよりは居酒屋の兄さんみたいだ(笑)。

秋空に青い海、そして雰囲気のある家並み。とても綺麗な島やなぁ。
この日はこれまでに1,2を争う混雑ぶりらしい。フェリーで散々脅かされて車も渋滞してるのではないかと心配したけれどさほどでもなかった。

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▲早速に色とりどりの案山子が迎えてくれた

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▲古い家並みが美しい

まずは地中美術館の整理券をもらいに行く。
入場できるのは15:15からというのでそれまでに家プロジェクトを見ようということで本村地区へ移動。
家プロジェクトのうち、安藤忠雄設計の南寺は整理券が必要ということでもらいに行ったけれど、すでに11時ごろまでにすべての整理券配布が終わってしまったらしい。う?ん、残念。

とりあえずあたりを散策することに。
感じのいいカフェがあったり、至るところにアートな仕掛け満載で楽しめる。
アキバ系の若い派手な男女がいるな…と思ったら実はその人たちが人間アートだった。
目が合った瞬間に、パッとバラけて再びポーズを作って何事もなかったかのように静止。
手を振ってみたら、人形のように固まりながらも振り替えしてくれた(笑)。

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▲すでに整理券がなくなり入れなかった南寺(家プロジェクト)

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▲古い歯医者さんを改修した「はいしゃ」(家プロジェクト)

家プロジェクトは、古い島の家屋を改修して、家の空間そのものを作品化したプロジェクト。
ジャンクな雰囲気の建物あり、古い民家の佇まいを生かしたものあり、古さの中に近代的な仕掛けがあるものなどさまざまな志向が凝らされていて面白かった。

また芸術祭期間中の企画なのか、島のお店にを色とりどりの暖簾で飾った「直島のれんプロジェクト」が行われていて、とても綺麗だった。
小さな雑貨屋さんを覗いたり、ラムネを飲んだりして散策するだけでも楽しい。
そうこうしているうちに、地中美術館の入場時間が近づいてきたので再び車に乗り込んで移動。



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▲建物そのものが芸術作品ともいえる地中美術館


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▲高いコンクリートの壁から青い空が覗く(地中美術館)

地中美術館は安藤忠雄が設計し、自然とアートが共存した大変美しい美術館。
印象的なのは、光の効果を最大限に利用した仕掛けだろう。

その中でも一番感動したのはクロード・モネの部屋だった。
狭い廊下を潜り抜けてその空間に足を踏み入れると、ほんのりと白く輝く部屋に浮き上がるように展示されているモネの絵画に「なんて美しい…」と息を呑んだ。
この淡い光は自然光だった。直接日光が部屋に差し込んでいるのではなく、コンクリートの天井の隙間から屈折を繰り返して届いていて、非常に幻想的。それがモネの描く睡蓮を溶け合うように包んでいて本当に素晴らしかった。

そして次に印象に残ったのは、ジェームズ・ダレルの「オープン・スカイ」。
コンクリートで四角く囲まれた空間の天井が、額縁のように切り取られていて、そこから空が見える。
絵画のようでありながら空の高さや空気感、さらには流れる雲。刻々と変わる光がまるで生きた絵画のようだった。
日没にかけては徐々に暮れていく空をここから鑑賞することもできるらしい。
ぜひ今度はゆっくり時間をかけて行きたいな。

わいわい騒いで、芸術にもどっぷり浸ることができ、とても濃厚な一日だった。

DSC_2584s.jpg






家プロジェクト

角屋 Kadoya(宮島 達男 1998)
南寺 Minamidera(ジェームズ・タレル/安藤 忠雄 1999)
護王神社 Go'o shrine(杉本 博司 2002)
石橋 Ishibashi(千住 博 2006)
碁会所 Gokaisho(須田 悦弘 2006)
はいしゃ Haisha(大竹 伸朗 2006)

http://www.benesse-artsite.jp/arthouse/index.html


地中美術館

クロード・モネ 「睡蓮の池」ほか5点
ウォルター・デ・マリア 「タイム/タイムレス/ノータイム」
ジェームズ・タレル 「オープン・スカイ」
安藤忠雄 「地中美術館」

http://www.benesse-artsite.jp/chichu/

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つき

Author:つき
普段は虎を肴に大好きなお酒を楽しむオヤジ系。かつては米(米米CLUB)を追いかけ、今でもコンサートには顔を出す。さらに歌舞伎や時代劇を愛し、手ぬぐいをコレクションし、和菓子屋やスイーツにも目がない。茶道をちょっとだけかじり、日本文化のキーワードには反応してしまう。身体を動かすことは得意でないけど、タイガースと職場の陸上チームを応援してます。

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