「よもやま日記」//身の回り出来事や心に浮かんだ独り言、お気に入りのもの、日常の風景を切り取った写真などなど、思いつくままに書いてます。

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2010/09/20 (Mon) 秀山祭九月大歌舞伎(新橋演舞場)

久しぶりにお江戸での芝居見物。
9月19日(日)日帰りで歌舞伎座が改修工事のため新橋演舞場で上演されている九月大歌舞伎(昼)に行ってきた。
新橋演舞場は実は初めて。歌舞伎座より少し小振りなのかな?

DSCN2467s.jpg
▲新橋演舞場の正面玄関


今月は初代中村吉右衛門の芸を伝える秀山祭だった。
これは初代吉右衛門の生誕120周年を記念して2006年より行われていて、今年で5回目を迎えるとのこと。
ただ、播磨屋さんには申し訳ないけど私の目的は仁左衛門さんの「荒川の佐吉」を見ることだったりする。
プロ野球ペナントレースがちょうど佳境を迎えていることもあり(甲子園では阪神?巨人戦)、この昼の部の1演目だけのために東京まで日帰り。
朝4時半起床で6時台の新幹線に飛び乗った(笑)。

昼の部は「沼津」あり「佐吉」あり、泣きが入る演目目白押しだったのでハンカチ2枚を用意(笑)。
「沼津」は観三郎さんと仁左衛門さんのコンビで観たことがあったけど、今回の歌昇さんの平作がとてもよかった。
1幕目の平助が十兵衛の荷物を担いで行くところで、私の席のすぐ横を吉右衛門さんと歌昇さんが通っていったのがラッキーだった。

DSCN2477s.jpg
▲劇場内部?


あまりよく知らなかったけど、今回の公演を期に歌昇さん、歌六さんが屋号を萬屋から播磨屋へ戻すことになったとかで、劇中でその口上が行われた。
「乞い願い奉りまする?」と高らかな口上の後に、何事も無かったかのように芝居に戻るところでかすかな笑いが起こる。多分関西だったらもっとドッカンだったろうな(笑)。
歌昇さんの平助は枯れた味わいがよかった。
その歌昇さんが荒川の佐吉ではクセのある敵役を演じるんだから芸風が広いわ。

「沼津」の後、30分間の幕間があり、地下の食堂で予約していた夕霧弁当をいただく。
これで3000円とは!? かなり高いなぁ。
しかし、沼津と佐吉の間に一息つける時間があってよかった(笑)。
ロビーには初代吉右衛門の公演写真が掲示されていて、初代を知っている人には懐かしいのだろうな。
その横をすり抜けて私は、仁ちゃんの写真を2枚購入。かっこええ?。

DSCN2474s.jpg
▲劇場内部?

DSCN2473s.jpg
▲劇場内部?


いよいよ、お目当ての佐吉が始まった。
大阪松竹座で数年前に観て以来、大好きなお芝居になった。
三下奴の佐吉を演じる第一幕の仁ちゃんは、綺麗過ぎるというか艶っぽ過ぎる(笑)。
また、ちょっと痩せはったんでは?と気になったりもした。

親分の娘の子供を引き取るあたりからぐいぐい物語に引き込まれて行った。
辰五郎役の染五郎も好きやなぁ。もう10年ほどもすると、染五郎も佐吉を演じるようになるのかも知れないなぁ。

圧巻は子供を返しに来るところでの仁左衛門さんの長セリフ。
客席のあちこちからすすり泣きや嗚咽を堪える声が聞こえてくる。
前回はオオ泣きしてしまった私は必死で堪える。

最後の旅立ちの場面まで持つだろうか? と心配したけれど別れのシーンはすっきりと演じてくれた。
仁左衛門らしいスカッとした終わり方だった。
花道を引っ込むときの仁ちゃんのカッコいいこと?。

すっきりと綺麗な涙を流して清々とした気分になれるええ芝居やなぁ。





一、月宴紅葉繍(つきのうたげもみじのいろどり)

在原業平 --------------------- 梅玉
小野小町 --------------------- 魁春


二、伊賀越道中双六
  沼津(ぬまづ)

呉服屋十兵衛 ----------------- 吉右衛門
お米 ------------------------- 芝雀
池添孫八 --------------------- 染五郎
茶屋女房おくる --------------- 吉之丞
荷持安兵衛 ------------------- 歌昇
雲助平作 --------------------- 歌六


三、江戸絵両国八景
  荒川の佐吉(あらかわのさきち)

荒川の佐吉 ------------------- 仁左衛門
丸総女房お新 ----------------- 福助
仁兵衛娘お八重 --------------- 孝太郎
大工辰五郎 ------------------- 染五郎
卯之吉 ----------------------- 千之助
成川郷右衛門 ----------------- 歌六
鍾馗の仁兵衛 ----------------- 段四郎
相模屋政五郎 ----------------- 吉右衛門


四、寿梅鉢萬歳(ことぶきうめばちまんざい)

萬歳 ------------------------- 藤十郎

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Author:つき
普段は虎を肴に大好きなお酒を楽しむオヤジ系。かつては米(米米CLUB)を追いかけ、今でもコンサートには顔を出す。さらに歌舞伎や時代劇を愛し、手ぬぐいをコレクションし、和菓子屋やスイーツにも目がない。茶道をちょっとだけかじり、日本文化のキーワードには反応してしまう。身体を動かすことは得意でないけど、タイガースと職場の陸上チームを応援してます。

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