「よもやま日記」//身の回り出来事や心に浮かんだ独り言、お気に入りのもの、日常の風景を切り取った写真などなど、思いつくままに書いてます。

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2003/03/02 (Sun) TATUYA ISHII CONCERT TOUR 2003 「ISHYST」 2003. 3. 2 Zepp Osaka <レポート>

■開演前

大阪公演の2日目──。私にとってはこの日が最初で最後のISYSTだ。
すでに前日に見ていた連れのチャコと岡山の友達そしてごまっちと落ち合い、開演前のお茶を楽しんだあと会場へ。
開演前のまったりしたひととき、久しぶりな気がする。

開演が早いので外はまだ明るい。
コスモスクエアの駅を降りると、広がる海辺の景色がとても気持ちよかった。

早速、飲み物をもらってグッズ売り場へ。パンフレットとお菓子を購入して中へ入る。
席は2階の2列目真中あたりだ。

当初、セットは組まない予定だったが、コンセプトに合ったシンプルなものを作ることになった模様。
そこはやっぱり石井さんのこと、とても素敵なセットだった。
ステージ中央には石井さんが座る椅子と譜面台があり、その背後には錆びた鎖で吊り下げられた大きな丸い金属のプレートがある。
さらに上の方にも左右対で丸い玉のようなライトが吊り下げられてる。
こちらも球状のライトに花びらのガクのような覆いがされていてとても洒落ている。
全体的に『未来遺蹟展』を思わせるような、遺跡からの出土品といったような、テラコッタと錆びた鉄のイメージだ。
舞台の両サイドには三角錐で人の形を模したような白のオブジェが1対。

■開演

Opening

バンドのメンバーが入場してくる。ストリングスを中心にした数名の奏者たちだ。
彼らの異国情緒ある演奏の中、遠くから風に乗って聞こえてくるかのようなスキャットが。
何と言っているのかさだかではないけれど、♪Hold you tight , ISYST♪ のリフレインのように聞こえる。
やがてストリングスが力強い調べを奏で始めた。
毎度コンサートのオープニングは楽しみのひとつだけど今回もとても素敵だった。

そして、石井さん登場──。
ベージュのロングコート、そしてハット。茶色のサングラス。歩き方が、少々ヤクザっぽい。(笑)
首には茶色のストールをかけて、手には皮のかばん。
それをニカーーーっと笑いながら客席にアピールして床に置いた~。
カバンを開くとそこにあったのはマイク(爆)。(きゃははー)
これを高らかと取り出してまたもや客席にアピール。
演出のためのかばんが、本人が意図しない効果を発揮して、まるで寅さんみたい!(爆)
"今回はひたすら歌に徹する"と言ってたのはどこの誰?(爆)
"照れ隠し"というか"ハズシ"ということなのだろが……しかし、……寅さんかよ~。(爆)

この登場の仕方から、今日は崩してかかるのかと思いきや、おちゃら気はそこまで、あとはひたすら歌うのみという印象だった。
本人も崩して笑いを取ろうか、まじめに歌を貫こうか決めかねている感じで、全体を通して路線が中途半端だった。

また、今回のコンサートは"歌を聴かせたい"という思いが反映されて、演奏陣もストリングスを中心としてシンプルなものでまとめられていたが、チェロが石井さんの中低音と被っていて、時折歌を食ってしまっていたのが気になった。

私はむしろ、コントラバスを入れたほうが厚みがでてよかったのではないかと思った。

RIVER
friends
MOMENT
MC


最初の曲は初めて聴くナンバー。あとで分かったけど、これが新曲の「RIVER」だった。
声はやや抑えた感じ。
後に石井さんの中でも大きな位置を占める曲になっていくのだが、歌い方がさらっとしてあまり強い印象はなかった。

続いてこれまた新曲と思われる「friends」

歌い終わって帽子を取り、水を飲む。
続いては、「MOMENT」
左右に散っていたスポットが石井さんに集中し効果的な照明だった。
その中を歌う石井さん、目がいい。何と言うか、一途な目をしている。

そしてMC。
第一声は「ウワサの石井竜也です(笑)。」
何が"ウワサ"かと言うと、プライベートでの出来事を指している。
今回スタッフにあまり余計なことは喋らないようにと言われていたらしい(笑)。
後にもっと大きな渦が巻き起こるのだが、みなまでは言いますまい。

続けて、
「今日は大勢サン来ていただいて、ほんまにおおきに。(笑)」
何とも物柔らかな関西弁だこと……(笑)。
MCでの最初の一言は、聴くほうも待ち構えている感がある。
石井さんもそれを十二分に分かっていて、毎回手を変え品を変え言葉を用意しているように思われる。
「今日は、寡黙な石井で行きたいと思います。喋りもせず、にやけもせず(笑)……」
などと今回のコンセプトについて語り、水を飲んでメンバー紹介。
「それでは次の曲聴いてください。」
で、始まったイントロ── それは私の大好きな「アイシュウ」だ。

アイシュウ
異邦人
手紙
MC


ここで初めて曲名が後ろのプレートに映し出されていることに気づく。(遅すぎ!)
いやぁ、しかし、、何度聞いてもこの曲はイイ。切々と歌いこむ感じが実に……。

続いて「異邦人」。中近東風のイントロに最初何の曲だか分からなかった。
あまりにも原曲が確立されているので、いじり難い曲だ。
事実変わっていたのはイントロだけで歌はシンプルなものだった。

そして「手紙」。きちんと手を組んで歌う姿が印象的。
歌い終わり石井さんが何か飛び退くように下手へ退場していった後、ステージが暗くなり、映画「河童」のサントラより台詞の一部が流れる。

続いてはその河童のサントラに入っていた「NOSTALSIA」。
シンフォニーで聞きなれていたため、今回の少人数でのアンサンブルは物足りなさがあった。
特にあの泣けるような美しい主旋律をギターで演奏していたのでがどうもしっくり来ない。
楽器の構造上どうしても音が伸びないので、せっかくの感情揺さぶるメロディが物足りない印象になっていた。
だったらシンフォニー的広がり目指すのではなく、いっそのことストリングスを外してしまうか、思い切ってギター1本のアレンジにした方がいいのでは?と思った。

そんなことを思い巡らせているうち、最後になってようやくバイオリンがぐぐーーーと盛り上がってきた。
「よっしゃ、来た来た~」なんて心の中で拍手していたら、袖からすーーーっと石井さん登場で、客席は歓声に包まれる。
ところが、座ろうとしたとき突然、バタンッ!
どうしたことか石井さん、譜面台を倒してしまった。(爆)あちゃちゃ……^^
傍目で見ても慌てて譜面台を直す姿に笑いつつも、ちょっとだけ消化不良……(爆)
ご本人も気にしていて、後で何度もそのことをコメントしてたっけ(笑)。


MC
映画「河童」の撮影について触れ、──

「シナリオがなかなかOKでなくて、何回も書き直しをしたんですよね。
どうしても歌手が片手間に映画を撮るんだろう、という風に見られてたところがあったんで、
どうやって自分が本気だってことを伝えようかって考えて、それで絵コンテを何枚も書いて、
やっとわかってもらえたような気がします。──

撮影はね、沼で撮ることが多くて、
機械は沼に弱いんですよ。(笑)
そんなところに子供入れたりしてね、、陣内さん、泳いでましたねー(爆)」

そして次の曲へ──
「次は"風"をテーマにしてみたいと思います。オレの曲って"夢"の次に"風"がよく出てくるんですよね。
というわけで次の曲を聴いてください。」

君をつれて
風の街
草原の日 -風-
CAVE RAIN


「君をつれて」はもう完全に石井さんの歌になっていた。
伸びやかな声が広がりのあるこの曲に合っている。ましてライブだと尚更だ。

次の「風の街」は「何かに似ている……?」というのが気になって曲そのものを鑑賞し損なったかも。
あとで思い出したのですが、それは「帰ろう」だった。

そして、"風"といえばこの曲、「草原の日 -風-」
セットや衣装の雰囲気と選曲がぴったり合っていて素敵。

天使の標的
天使の羽音
WAVE


「天使の標的」ではストリングスはお休で、ギターとピアノとパーカッションでのロックっぽい演奏だ。

いろんな意味で印象的だったのは「天使の羽音」。
照明が落ち、椅子やら譜面台やらに取り付けられたライトだけがいさり火のように燈る中、あまりに悲しく暗い曲調だった。
しかも声はボイスチェンジャーによって変えられていて、半端でないその暗さは、人生の哀感を圧倒的な迫力で表現していてアーティストとしての気迫すら感じた。
とはいえ、2、3コーラス目になってくると、それが重くなってきて、もう少し軽さや救いが欲しいという気分に。
周りの雰囲気も心なしか私と同じものを感じた。
それで、目を閉じて聞いていたのだが、メロディの高い音域のところを、ややフラット気味に歌っていたのが曲の雰囲気に合っていた。

MC
シルエット・ロマンス
みずいろの雨
夢の迷い道で


MCは新アルバム「nipops」の話が中心。
石井さんが選んだ日本の歌謡曲のスタンダードナンバーとオリジナル曲で構成されるという。
数々の日本の名曲を歌いながら、自分の歌に惚れ惚れしただの、自分が一番上手いだの。
無理やりの自画自賛モード(笑)。

MCのあとは新アルバム「nipops」に収められる曲の中から数曲。
「シルエットロマンス」はハマッている。
そして「みずいろの雨」の軽快な感じも良かった。
最後は新曲「夢の迷い道で」。


(アンコール)
悲しい色やね

「ここは、大阪ですから……。東京とは違います(笑)。大阪なので大阪らしい曲を……。」
私はてっきり「京都慕情」か?と思っていたら、ナント

「悲しい色やね」

ここで会場からどよめき。
この日一番盛り上がった瞬間でした。
この曲、テッペイちゃんに合ってます。大阪弁の女言葉最高!
♪大阪の海は~♪と高らかに張って歌っておいて、次に声を落とし、♪かなしい~色やね♪
これが絶妙だった!

■全体を通して

歌中心のライブの割に声の調子が今ひとつだったので、辛口になってしまうけど不完全燃焼と言わずばなるまい。
真摯な面を見せるなら徹底的にそれを貫いたほうがよかったのかも。お茶らけを入れたために中途半端な印象が拭えなかった。
でも今回のライブの収穫は「悲しい色やね」に尽きる。
これを聴けたから、後のことは許してあげようという気になった。

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2003/03/02 (Sun) TATUYA ISHII CONCERT TOUR 2003 「ISHYST」 2003. 3. 2 Zepp Osaka <Set List>

WIND OF DAYS
River
Friends
MOMENT

MC

アイシュウ
異邦人
手紙

NOSTALSIA

MC

君をつれて
風の街
草原の日 -風-
CAVE RAIN

天使の標的
天使の羽音
WAVE

シルエット・ロマンス
みずいろの雨
夢の迷い道で

悲しい色やね

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Author:つき
普段は虎を肴に大好きなお酒を楽しむオヤジ系。かつては米(米米CLUB)を追いかけ、今でもコンサートには顔を出す。さらに歌舞伎や時代劇を愛し、手ぬぐいをコレクションし、和菓子屋やスイーツにも目がない。茶道をちょっとだけかじり、日本文化のキーワードには反応してしまう。身体を動かすことは得意でないけど、タイガースと職場の陸上チームを応援してます。

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